阪急杯(GⅢ)
朝の8時28分時点での1番人気は4.7倍のミスターメロディ。5倍代で続くのがレッツゴードンキとダイアナヘイロー。フルゲートで、オッズを見てもわかる通り、大混戦の1戦と言える。
開幕週の馬場で、先行、好位勢の活躍が目立った昨日のレース結果を考えると、おそらく前々でレースを進める⑭ダイアナヘイローを除く、外枠の馬の評価は下げるべきだと感じる。狙いは内目の枠の先行馬、絶好枠を引いたロジクライだ。ここ2戦に関しては前向きな気性が災いする形で、マイルCS14着、東京新聞杯9着と敗れているが、ともに勝ち馬からは0秒6差。
着差ほどは崩れていない。今回が初距離になるが、その気性を考えると、阪神の内回り1400mは非常に合う可能性が高い。過去10年の阪急杯の勝ちタイムの最速が、2016年にミッキーアイルが勝利した1分19秒9。ロジクライが3走前の富士S(1分31秒7)を勝った時の1400mの通過タイムが1分20秒0だった事を考えれば、数字的には十分に通用する計算だ。人気の薄い内枠の先行馬②ヤングマンパワー、⑤ラインスピリット、⑨ダイメイフジあたりが絡んでくれば高配当も…。
もう1頭注目しているが、⑦リライアブルエースだ。2走前京都金杯はプラス20キロの大幅な馬体増が敗因。前走の東京新聞杯ではキッチリ馬体は絞れていたが、直線でスムーズさを欠き、最後は盛り返し気味に伸びて0秒6差⑦着。スムーズなら・・・と思える内容だった。今回は叩き3戦目でまだ上積みも十分、
外側に馬がいないと外に張り気味になる面があるため、馬込みの中からのレースになりそうだが、馬群の中でシッカリと脚をためて、直線さえさばいてくれば、ハマる可能性も十分だ。